常滑市は南北に長い行政区です。そのため、市内4中学校に通う生徒さんのうち相当数の方が自転車での通学となっています。
その際に着用する「ヘルメット」について、各中学校の「入学案内」には自転車に乗る時に「ヘルメットを正しくかぶり、あごひもをしめる」といった表現がされていると思います。
つまり、ヘルメットの色については言及がありません。
私が昨年度中学校に問い合わせをしたところ、
「中学校としては、ヘルメットについては関知しておりません」との回答でした。つまり、ヘルメットはかぶらきゃいけないが、色や形状については自由ということです。
では、中学生のヘルメットの色は本当に自由で良いのでしょうか?
私たち中学校用品の販売店は長年「白いヘルメットに反射テープを付けて」さらには校章シールまで付けて販売してまいりました。
これには確固たる理由があります。
最近の中学生を見ていると常滑市に限らず、黒やグレーのヘルメット、中には迷彩色のものをかぶっている方も見かけます。学校からはノーとは言われないでしょう。でも、私個人的には不安を覚えます。下校時、車の量も多い時間帯、心配です。
白い色、反射テープは夕方暗くなっても目立ちます。白ヘルメットは周囲から認識されやすいのです。
つまり私たちは「子供たちの安全のために」長年白いヘルメットを販売して来たのです。
ヘルメットをかぶっているんだから安全だよ。確かにおっしゃる通りです。
しかし、白ヘルメットは安全の上にさらに安全が付きます。
これからも私共は「全ては子供たちのために」、「白いヘルメット」を販売してまいります。

